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1958年式の初代クラウンRS-L型=2025年3月12日午後0時11分、愛知県長久手市、松永佳伸撮影
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 国産「最長寿」の乗用車として誕生から70周年を迎えたトヨタクラウン。愛知県長久手市のトヨタ博物館では、1955年に生まれた初代から最新車種まで全16代が顔をそろえた「世界初」の企画展が開かれている。8月3日まで。

 クラウン70周年記念展は「なぜ70年生き続けているのか」と題し、創業期(初代~4代目)、成熟期(5~8代目)、変革期(9~16代目)に分けて、全16代の車両が初めて集結した。

 博物館の担当者によると、戦後の高度経済成長期からオイルショック、バブル経済の崩壊、環境技術の導入など、時代によって変わってきた日本の暮らしに合わせ、継承と革新を繰り返してきたクラウンの開発の歴史が詰まっているという。

 車両の前には販売店などで配られていた当時のパンフレットが展示されているほか、会場では「いつかはクラウン」などで有名になった当時の懐かしいテレビCMも放映されている。

 特別展示として豪州ラリー仕様で56年製のトヨペットクラウンRSD型のレプリカや、発売前の16代目クラウンエステートも登場し、カーマニアの目を引いている。

 博物館内のレストランでは、食事をした人に対し、クラウンの系譜が印刷された特製ランチョンマット(A3判)をプレゼントしている。

 入場料は大人1200円、中高生600円、小学生400円(一部期間は無料)。

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