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ロンドンで2025年3月2日、ウクライナのゼレンスキー大統領(左)を出迎えるスターマー英首相=ロイター

 ロシアの侵攻を受けるウクライナの和平に向けた「有志連合」の首脳級会合が15日、オンラインで開催される。欧州やカナダの首脳ら約25人が出席する。

 主催する英国のスターマー首相は14日夜、開催に先立って声明を発表。米国が提案し、ウクライナが同意した「30日の即時停戦」に関して、「ボールはロシアの側にある。プーチン(大統領)は遅延戦術をやめなければならない」と訴えた。

 「有志連合」構想は今月2日にロンドンであった首脳級会合で発表され、「ウクライナの正当かつ永続的な平和を支援するための行動を推進する」ことが目的だ。英首相官邸によると、15日は各国がどのように有志連合に貢献するかについて、計画を掘り下げて議論するという。

 スターマー氏は、「ロシアに…

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