パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエル軍に対する抗議活動が米国の大学で広がっている問題で、米ニューヨーク市などは2日、4月30日に同市にあるコロンビア大とニューヨーク市立大で逮捕したデモ参加者282人のうち、約半数が両大学と関係がない人だったと発表した。外部からの参加者の中にはデモの扇動目的もあるとし、学生や学校関係者に注意を呼びかけている。
- 「逮捕の覚悟できてる」 全米に広がった抗議デモ、学生たちの思いは
市とニューヨーク市警(NYPD)によると、コロンビア大では逮捕された112人のうち32人、ニューヨーク市立大は逮捕者170人中102人が同大学と無関係だったと報告した。強盗や公務執行妨害、不法侵入などの容疑で訴追されたという。
NY市長「学外の参加者が学生らに抗議の訓練」
逮捕者の多くが、警察の要請…