
18日に開幕する第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する東洋大姫路の選抜旗授与式と壮行会が5日、兵庫県明石市内であり、選手たちが甲子園での健闘を誓った。
県高野連の楠田俊夫会長が「甲子園出場の常連校であり、1977年には(夏の甲子園で)全国制覇の素晴らしい成績も収めた。先輩方が築き上げてきたレガシーの下、みなさんが新しい歴史をつくっていくことを期待している」と激励した。
渡辺拓雲主将は「(準決勝で敗れた昨秋の)神宮大会の悔しい気持ちを胸に、優勝をめざしてがんばりたい」と決意を述べた。岡田龍生監督は「姫路市民の方々をはじめ、県民のみなさんの熱い応援が非常にありがたい。期待に沿えるように優勝をめざしてがんばります」と語った。
同校には県と県議会、県教委、県高野連からそれぞれ記念品が贈られた。上田肇校長は「地元のみなさんの熱い応援が選手たちの一番の力になるので、みなさん応援よろしくお願いします」とあいさつした。
大会は7日に組み合わせ抽選会があり、18日に阪神甲子園球場(西宮市)で開幕する。