被災した建物に残された美術品や古文書を救い出す「文化財レスキュー」。その活動が始まるきっかけとなった阪神・淡路大震災から30年を迎えたのにあわせ、1月中旬に東京でシンポジウムがあった。専門家らが当時直面した課題などを振り返り、震災を機に始まった文化財保護の取り組みについても意見を交わした。

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