
第48回全日本アンサンブルコンテスト(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が3月20日、福井市のハーモニーホールふくいで開かれる。指揮者がいない舞台で、奏者たちはアイコンタクトをしながら、息を合わせ、音を奏でる。思いを一つにして練習に励む「中学生の部」都代表の2校を取材した。
木管と打楽器の六重奏に挑む小平三中
全日本吹奏楽コンクールの常連で、アンサンブルコンは2年連続の都代表となる小平市立小平三中は、サックス4人と打楽器2人の木管打楽器六重奏という珍しい組み合わせで、松下倫士作曲「アニマ・エテルナ~今を生きる即身仏」を演奏する。指導する沢矢康宏さん(66)は「これまでにやったことのない編成。チャレンジです」と話す。
アンサンブルコンで増える管楽器と打楽器の共演
アンサンブルコンでの演奏は…