
「人を幸せにする」がモットー。店名の「Cafe(カフェ) flor(フロル) de(デ) maria(マリア)」はスペイン語。自然や癒やしを感じてほしいとの願いをこめた。食べられる花「エディブルフラワー」を使ったドリンクやスムージーを提供し、訪日外国人に多い菜食主義者向きのランチも扱う。
三輪崎海水浴場を見渡す海沿いに2階建ての店がある。1階が今年開店17周年になる世界各地のビンテージ古着や雑貨を扱う「Calle(カジェ)」、2階が大きな窓から海が見えるカフェだ。
店主の田瀬かおりさん(46)は、高野山の近くに住んでいた祖父の影響で古い物を大切にし、自然を敬う気持ちが根付いた。バイヤーを経て2008年ごろ、新宮市仲之町近くにスペイン語で「通り」を意味する古着・雑貨の店を開いた。
気さくな人柄で、客から相談…