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開業したJR弁天町駅の新駅舎=大阪市港区、瀬戸口和秀撮影
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 JR大阪環状線の弁天町駅(大阪市港区)の新駅舎が1日、開業した。大阪メトロ中央線への乗換駅となる同駅では、大阪・関西万博会場へのスムーズな輸送に向けて改良工事を進めていた。

 新駅舎(3階建て、延べ床面積約2200平方メートル)は、既存の南口と北口の改札の間に整備し、中央南口改札と中央北口改札を新たに設けた。

 大阪メトロ弁天町駅の東口改札との乗り換えを段差なくできる連絡通路を、大阪メトロと共同で新設。この連絡通路と接続する内回り口改札も設けている。このほか、17人乗りのエレベーターや、エスカレーターも整備した。

 1日に開業記念式典が新駅舎前であり、JR西日本近畿統括本部の水口英樹阪奈支社長が「安全を最優先に、色んな形で役に立てるよう取り組みたい」とあいさつ。この後、関係者らがテープカットした。

 新駅舎の開業にあわせて駅前には、「べんてんひろば」(人工芝約1400平方メートル、ウッドチップ舗装約2千平方メートル)もオープンした。音楽ライブや屋外展示会などのイベントスペースとして、万博開幕日の4月13日から閉幕日の10月13日まで利用できる。有料で事前申し込みが必要。4月12日までは広場として提供される。詳細は専用ホームページ(https://jr-bentenhiroba.jp/別ウインドウで開きます)で。

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