埼玉県八潮市の道路陥没事故の現場では8日、穴に転落したトラックの男性運転手の救助に向け、陥没地点で崩落の恐れのある用水路を撤去する作業が続いた。
県は7日夜から、陥没現場付近の上部で崩落の危険性があるコンクリート製の農業用水路の管(1・5メートル四方)を20~30メートルにわたって取り除く作業に着手。危険が及ぶ可能性のある住宅16軒の住人には避難を呼びかけた。
8日午前の時点で用水路はほぼ取り壊され、落ちたがれきの撤去を進めている。9日中には除去が完了し、その後、下水道管の破損箇所などを調べつつ、穴からの救助活動を進める。
下流からの救助も模索、知事は避難所視察
一方、陥没地点から100~…