写真・図版
新秩父宮ラグビー場のイメージ図=秩父宮ラグビー場株式会社提供

 明治神宮外苑地区の再開発に伴って建て替えられる「秩父宮ラグビー場」(東京都港区)について、2026年2月に新ラグビー場の工事を始め、29年11月に完成を目指すことなど具体的な計画が分かった。高さは従来の構想より低くするという。

 鹿島や三井不動産などでつくる事業者グループが都に提出した「特定開発区域等脱炭素化方針」で分かった。新宿区側につくる新ラグビー場の面積は7万2150平方メートル。飲食店や集会所、工場なども入るという。

 地上8階、地下1階で高さは48メートル。事業者側が新宿区に示した構想によると、建物の圧迫感を軽減するため、21年の計画よりも7メートル低くした。事業者側は、今後の設計で「高さはさらなる低減を図る」としている。

 屋根はラグビーのスクラムを…

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