北朝鮮の外務省報道官は2日、ルビオ米国務長官が北朝鮮を「ならず者国家」と発言したことについて「敵対的な米国のいかなる挑発行為にも強力に対応する」と警告する談話を出した。朝鮮中央通信が3日、報じた。第2次トランプ政権が1月20日に発足後、北朝鮮が米閣僚を名指しで非難するのは初めて。
ルビオ氏は1月30日、米メディアとのインタビューで「イランや北朝鮮のようなならず者国家にも対処しなければならない」と発言した。談話は、ルビオ氏の政治的傾向から「発言は新しいものではない」としながらも、米国の北朝鮮への敵視政策を改めて確認する契機になったと主張。「重大な政治的挑発だ」と反発した。