米ワシントン近郊のレーガン空港付近で旅客機と米陸軍のヘリコプターが衝突し、計67人が死亡したとみられる事故から一夜明けた30日、全米各地では被害者や遺族らを悼む声が相次いだ。航空機の出発地だったカンザス州ウィチタでは市議会の施設に人々が集まり、祈りを捧げるイベントも行われた。
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旅客機には乗客60人と乗務員4人、ヘリには3人が乗っており、地元当局は30日、「生存者がいる見通しはない」との認識を示している。
搭乗者リストは公表されていないが、米国フィギュアスケート協会は30日、複数の選手やコーチらが巻き込まれたことを確認したと発表した。
悲報を受けて会見したマサチューセッツ州ノーウッドにあるスケートクラブ代表のダグ・ゼギビさんは、搭乗者のうち6人はクラブ所属者だと明かした。ウィチタで開かれていた全米選手権などに参加していたという。
ゼギビさんによると、クラブ…