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会見に臨むフジテレビの港浩一社長(左)と嘉納修治会長。報道陣からは、多くの質問の手が挙がった=2025年1月27日、東京都港区、友永翔大撮影

 元タレントの中居正広さんが起こした女性とのトラブルに端を発した一連の問題は、フジテレビの嘉納修治会長と港浩一社長の辞任にまで発展した。英国のメディアでも大きく報じられている。

  • 性被害などの「口封じ」させない 英国発「秘密保持契約」禁止の動き

 「フジテレビの『申し訳ありません』をめぐる長い出来事について くり返された過ち」

 フジのトラブル対応を「悲惨(disastrous)」と表現していたタイムズ紙は28日夜、そんな題の評論を配信した。2度目の記者会見について「437人の『ジャーナリスト』が出席」し、「10時間以上、怒鳴り続けた」と紹介。「日本では、謝罪をいかに適切な形に収めるかという問題が長年存在している」との見方を示した。

 過去の公人の謝罪例を引用し…

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