大阪ガスは24日、関西テレビ放送(カンテレ)の番組で流している自社のCMをすべて公益社団法人ACジャパンの広告に差し替える方針を明らかにした。中居正広さんと女性とのトラブルに端を発したフジテレビの問題が、系列局のカンテレにも波及したかたちだ。
大ガスの担当者は差し替えの理由について、「報道の情報や世の中の動向をみて、総合的に判断した」としている。24日付で決定し、契約しているCM枠については25日以降、順次ACジャパンの広告に差し替える。
関西電力も、フジテレビ製作の番組で、カンテレで流す自社CMを、順次、ACジャパンに差し替えるという。関電の担当者は「コンプライアンス(法令順守)の重視の観点と一連の報道から、総合的に判断した」と話した。