経済状況によらず若者が進路を選べる社会の実現をめざすグループ「入学金調査プロジェクト」が22日、入学金の二重払いをしないように受験で考慮した大学生が13.6%だったというアンケート結果を公表した。グループは「受験機会の不平等が生じている」として納入期限延長などを訴えている。
調査は昨年10~11月、直近3年以内に受験した全国の大学生にインターネットで実施。1039人から回答を得たという。
入学金は入学資格を得るために納める。しかし、合格発表日や入学金納入期限が大学によって違うため、複数校を受験した場合、結果として入らない大学へ入学金を納める「二重払い」が生じることがある。調査によると、回答者の27.0%が二重払いしたという。
また、回答者の87.7%が…