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フジテレビ本社ビル=2023年9月、東京都港区、朝日新聞社ヘリから、竹花徹朗撮影

 タレントの中居正広さんによる女性とのトラブルで、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが、フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)に、テレビカメラを入れた会見を週内に開くことなどを書簡で求めたことが21日、分かった。

 日弁連のガイドラインに沿った第三者委員会の設置も求めた。

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 ダルトンと関連会社は今月14日に、フジ側に第三者委員会での調査などを求める書簡を送っており、一連の問題での書簡は2通目。

 フジテレビの港浩一社長らは17日に記者会見を開いたが、参加できたのは一部の報道機関で、テレビ取材は認めず、港社長は多くの質問に答えることができなかった。

 ダルトンはこうした点を問題視。「疑問が残った」と指摘し、「衝突事故に他ならなかった」と批判した。「信頼を回復するどころか、正反対の効果をもたらし、評判を傷つける結果になった」とした。その上で、週内にテレビカメラを入れ、すべてのメディアが参加できる会見を開くよう求めた。

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