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子どもの性被害についての民事時効の廃止を求めて署名を呼びかける元ジャニーズJr.の中村一也さん(右)と川上資人弁護士=2025年1月19日午後1時43分、東京都千代田区、島崎周撮影
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 旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.(スマイルアップ))の創業者、故ジャニー喜多川氏から性被害を受けたと訴える当事者らでつくる「子どもの性被害 時効にNO!」が19日、子どもの性被害についての民事時効の廃止を求める署名活動を始めた。この日は、当事者らが東京都内のJR御茶ノ水駅前に立ち、道行く人に署名を呼びかけた。

 現在の民法の規定では、被害者が加害者を知ってから3年または5年が経つと、時効によって損害賠償を請求する権利が消滅し、加害者の責任を問えなくなる。また、加害者がわからない場合でも、不法行為から20年行使しないと、損害賠償請求権が消滅する。

署名については、引き続きオンライン署名サイト「Change.org」(https://www.change.org/別ウインドウで開きます)で募っています。

 刑事責任を問う公訴時効につ…

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