大阪・関西万博のマレーシア館が17日、建設中のパビリオンを公開した。手がけたのは、建築家の隈研吾氏。マレーシアの竹林のイメージでデザインされている。
同館は鉄骨造りの3階建てで、最高点の高さは14.8メートル、のべ床面積は2393平方メートル。外装には日本の竹が約5千本、内装にはマレーシアの竹が約500本使われている。
この日、建設現場を訪れた隈氏は「マレーシアは自然豊かで、日本との共通点は竹を使うところ。でも同じ竹でも、近くでみると表面などは日本のものと全く違う。世界の多様性みたいなものと、同一性みたいなものを味わえるのが、竹かなと思った」と話した。
今回の万博ではマレーシア館…