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延焼が続く岩手県大船渡市の山林火災で、安否不明者の確認作業が難航している。2日時点で、男性1人の遺体が発見されているものの、900人あまりの安否不明者は「調査中」のままだ。県によると、現状で把握できる見通しはたっていないという。なぜか。
確認を難しくしている理由の一つは、延焼拡大に伴い、避難指示の区域が拡大を続けていることだ。避難指示は2日午前の時点で、1896世帯4596人に上る。毎日のように避難指示区域が追加される状況で、避難所の閉鎖や新設によって避難者の把握に労力がかかっている。
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「避難所はいろいろ不便」 車中泊を選ぶ人も
避難対象の4596人のうち…