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大阪管区気象台などが記者会見を開き、大雪による交通の乱れへの警戒を呼びかけた=2025年2月6日午後3時7分、大阪市中央区、赤田康和撮影

 近畿地方の上空約1500メートルには零下12度以下の強い寒気が流れ込み、8日は福井県と兵庫県、京都府、滋賀県で警報級の大雪となる恐れがある。大阪管区気象台は積雪や路面凍結による交通の乱れに警戒を呼びかけている。

 同気象台は、7日昼過ぎから8日にかけて、普段は雪が少ない近畿中部や南部も大雪となると予想。大阪市で雪がうっすら積もる可能性があるという。

 近畿地方の7日午後6時までの24時間の降雪量は北部の山地で40センチ、平地で15センチ、中部の山地で30センチ、平地で2センチ、南部の山地で7センチと予想。8日午後6時までの24時間では北部の山地で70センチ、平地で40センチ、中部の山地で70センチ、平地で20センチ、南部の山地で20センチ、平地で1センチと予想している。

 北陸地方では、7日午後6時までの24時間に、新潟県の平地で50センチ、山沿いで80センチ、富山県の平地で30センチ、山間部で60センチ、石川県の平地で30センチ、山地で60センチ、福井県の平地で15センチ、山地で40センチの降雪が予想されている。

 近畿地方整備局などは6日、東名高速と名神高速の小牧JCT―京都東IC、新名神高速と伊勢湾岸道のみえ川越IC―草津JCT、北陸道の米原JCT―敦賀ICなどを7日午後9時以降、通行止めとする可能性が高いと発表した。

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