7万～134万円の春待つすまし顔、売れ筋は淡い色の「親王飾り」

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　3月3日の桃の節句を前に、国内有数のひな人形の生産地として知られる福岡県八女市で、人形の出荷作業が最盛期を迎えている。

　製造卸のフジキ工芸産業では、検品や箱詰めなどの作業が、2月上旬まで続く。関東や関西の人形専門店、百貨店を中心に、約1万6千セットを出荷する予定だ。

　人形を直売する八女人形会館では、約7万～約134万円の節句人形を約300点展示。売れ筋は15万円前後の男びなと女びなが一対となった淡い色の「親王飾り」という。