新潟県内で15人が亡くなる洪水被害をもたらした2004年の「7・13水害」から、13日で20年を迎えた。特に被害が大きかった三条市と長岡市では当時を知る人などが集まり、犠牲者を悼んだ。災害が残した戒めを生かすための防災対策も進めている。
9人が犠牲になった三条市では、水害で堤防が決壊した場所に造られた五十嵐川水害復興記念公園に献花台が設けられた。決壊した時刻の午後1時15分に合わせ、参加者が黙禱(もくとう)した。
また刈谷田川の決壊で3人が亡くなった長岡市中之島地区では、「’04(ラブフォー)中之島記念公園」で決壊時刻の午後0時52分に約150人の参加者が黙禱した。
参加者の中には旧中之島保育…