サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、C組首位の日本(世界ランキング15位)は15日にジャカルタであった第5戦でインドネシア(同130位)に4―0で快勝した。通算4勝1分けで勝ち点を13に伸ばし、2位オーストラリアとの差を7に広げて独走状態で後半戦へ折り返した。
勝負は決まりつつあった後半24分の4点目。右サイドから右足で豪快に決めた菅原由勢に、控えの選手もベンチを飛び出して抱きついた。全員が祝福したのは、ムードメーカーの24歳がこれまで抱えていた悔しさと、それを見せない振る舞いを肌で感じていたからだった。
最終予選に入り、4試合で出…