国内最多の88匹(10月1日現在)のカピバラを飼育している「とくしま動物園」(徳島市渋野町)は、カピバラ専用の展示施設を新たに整備する方針を決めた。順調に進めば3年ほど後に完成する予定で、園の担当者は「『とくしま動物園といえばカピバラ』『カピバラといえばとくしま動物園』と言われるように、新たな目玉として県内外にPRしていきたい」と話す。
カピバラは南米原産の世界最大級のネズミの仲間で、成長すると体長は1メートルを超える。泳ぎが得意で、天敵のジャガーなどの肉食動物に見つかりにくくするため、5分以上も水中に潜ることができるという。
園によると、2007年から…