新年初の株取引となる大発会の6日、日経平均株価は昨年末と比べて587円下落し、2025年の相場が幕を開けた。トランプ米大統領の政策、日米の金利の動き、参院選の行方など先の読めない不安定要因も多いが、好調な企業業績を背景に、市場関係者は高値更新を期待する。
日経平均は取引開始直後に上昇で始まったが、その後は下落へ転じ、下げ幅は一時600円を超えた。終値は昨年末比587円49銭安の3万9307円05銭。「大きな下落要因はなかったが、年末に期待先行で上げており、利益確定の売りが広がった」(大手証券)という。
また、この日は長期金利が一時1.135%まで上昇(国債価格は下落)。11年7月以来、13年半ぶりの高水準となった。
25年の相場の行方はどうな…