日本産科婦人科学会=東京都内 国内で2022年に体外受精で生まれた子どもは、過去最多の7万7206人だったことが日本産科婦人科学会のまとめでわかった。前年から7409人増えた。学会が30日公表した。 厚生労働省の統計では22年の総出生数は約77万人で、10人に1人が体外受精で生まれたことになる。21年は11.6人に1人だった。 体外受精の治療件数も22年は過去最多で、54万3630件だった。年齢別では42歳が4万6095件で最も多く、39歳、40歳と続いた。 出生数が減るなか、体外受精…