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日本産科婦人科学会=東京都内

 国内で2022年に体外受精で生まれた子どもは、過去最多の7万5294人だったことが日本産科婦人科学会のまとめでわかった。前年から5497人増えた。学会が30日公表した。

 厚生労働省の統計では22年の総出生数は約77万人で、10.2人に1人が体外受精で生まれたことになる。21年は11.6人に1人だった。

 体外受精の治療件数も22年は過去最多で、54万3630件だった。年齢別では42歳が4万6095件で最も多く、39歳、40歳と続いた。

 出生数が減るなか、体外受精…

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