二回裏阪神2死一、二塁、適時打を放つ小幡。投手サイスニード=日刊スポーツ
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 (27日、プロ野球 阪神タイガース5―4東京ヤクルトスワローズ)

 今季2度目のスタメンに緊張はしても、阪神の小幡竜平は落ち着いていた。「頑張りすぎて空回りだけはしないようにしよう」

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 前日は途中出場で安打を放ってアピールし、巡ってきたチャンス。二回2死一、二塁では1点差に迫る適時打を放ち、先頭の五回は中前安打で、近本光司の逆転2ランの足がかりを作った。

 宮崎・延岡学園高から2018年秋のドラフト2位で入団した23歳。昨季は開幕スタメンをつかみながら、同期入団で6歳上の木浪聖也に正遊撃手の座を取られた。それでも1度も2軍落ちせずにシーズンを完走。途中出場での気持ちの作り方や準備の仕方など、先輩たちを見て自分の糧にしてきた。

 その貪欲(どんよく)な姿勢は今季も変わらない。

 26日の試合前には宮崎県の先輩であるヤクルトの青木宣親にあいさつし、「自分の打撃で少し気になった」軸足の使い方を聞いた。19歳上の大先輩でも「他球団の方が聞きやすいこともあります」と物おじしなかった。

 この日の2本はどちらも追い込まれてからのもの。「結果が出たことが一番良かった。次に生かせるように準備したい」。抜かりはない。(大坂尚子)

 岡田監督(神) 逆転勝ちに「(小幡が打った)最初の1点目が大きかったわな。大竹は三回からは持ち味の緩急つけて投げていた」

 近本(神) 五回に逆転2ラン。「今日は高めのまっすぐだけを狙っていた。追い込まれても自分のスイングをすることを心がけた」

 ▼青柳(神)が登録抹消 27日、公示された。2年連続で開幕投手を任され、ここまで5試合に先発して1勝2敗、防御率2・96。26日のヤクルト戦で5失点で四回途中に降板した。「(登板を)1回飛ばす」と岡田監督。

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