大東建託は16日、「住み続けたい街ランキング2024関西版」を発表した。実際の居住者の声をまとめた調査で、自治体別の1位は兵庫県芦屋市、2位は同県西宮市となり、2年連続で同じ街だった。

 「今住んでいる街にずっと住んでいたいと思う」という設問に対する答えを「そう思う」100点、「どちらかと言えばそう思う」75点など5段階で分け、回答の平均値をもとにランキングを作成した。24年の調査は2~3月、近畿6府県に暮らす20歳以上の住民約3万人にインターネット経由で行った。20~23年の調査結果とあわせた5年分の累計値を使った。合計の回答者数は14万3949人で重複はないという。

 住宅地が多くを占める芦屋市は、「住みここちの良さ」「街に誇りがあるか」を聞いた設問で、対象の全自治体中1位。「愛着がある」も3位だった。西宮市は「愛着がある」で1位だった。

 3月に北大阪急行電鉄が延伸し、大阪市内への往来が便利になった大阪府箕面市は前年から上がって3位に。和歌山県かつらぎ町、大阪府高槻市、奈良県広陵町なども順位を上げた。

 駅徒歩15分以内に住む人に…

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