岡山県北部に位置し、鳥取県と県境を接する人口約5500人の奈義(なぎ)町――。
子育て支援に力を入れ、2019年の合計特殊出生率が2.95となり、昨年は岸田文雄元首相も視察するなど「奇跡のまち」と全国で注目を集めた。
その奈義町がいま、力を入れているのが、英語教育だ。
11月9日午後、奈義小学校の3年2組の英語授業を見学し、驚いた。
- 「奇跡の英語のまち」つくった66歳教育長の動機はコンプレックス
児童19人のクラスで、女性の担任のほか、外国人のALT(外国語指導助手)6人が一緒に授業をしていたからだ。
「奇跡の英語のまち」へ
人口5500人の小規模な自治体ならではの戦略で「奇跡のまち」と呼ばれる岡山県奈義町を訪ねると、元気いっぱいに英語を話す子どもたちの姿が……。専門家と深掘りしました。
ALTが「How are …