「浪漫衣裳展」(1980年)の図録表紙 (C)京都服飾文化研究財団 ■服飾評論家・深井晃子 《1973~76年のパリ滞在中に見た様々な展覧会に、刺激を受けた》 日本では当時、ファッションは「文化」というより「日常のもの」としか捉えられていなかった。美術品とともに衣服が展示されている様子を見て、美術館という枠組みに置くことで、ファッションが社会や時代と連動して…