「四千両小判梅葉」(C)松竹

 恒例の團菊祭も、いよいよ世代交代の傾向が顕著となってきた。

 昨年亡くなった四代目市川左團次追善で、昼の部「毛抜(けぬき)」は豪華メンバーが結集、遺児市川男女蔵(おめぞう)の弾正をもり立てる。尾上菊五郎も華を添えた。

 昼は他に、尾上右近・尾上松也・中村萬太郎(まんたろう)の舞踊「おしどり」と、市…

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