俳優座「野がも」=坂内太氏撮影

 劇団創立80周年と築地小劇場開場100周年を、俳優座が近代古典の連続上演で飾る。第1弾は、近代演劇の父・イプセンと、柔らかい手つきで戯曲の内臓を探る眞鍋卓嗣の組み合わせ。メタファーがちりばめられた物語は読み解く道筋を迷わせるが、眞鍋は登場人物の内面を相対化して、これまで日本で上演された中でおそらく…

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