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対局する部員を後ろで見てアドバイスする佐藤柊弥部長(中央)=埼玉県春日部市の松実高等学園
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 3月は卒業の季節。麻雀(マージャン)の部活動がある松実高等学園(埼玉県春日部市)では、牌(はい)と向き合ってきた生徒らが旅立った。

 11日の卒業式、健康麻雀部の部長・佐藤柊弥(しゅうや)さん(高等部3年)が部員らと笑顔を見せていた。

 麻雀に興味を持ったのは小5のとき。周囲で麻雀に似た「ドンジャラ」がはやっていて、父親の博幸さん(48)に「うちにはないの?」と聞いたのがきっかけだった。

 「あるよ」。出てきたのは竹…

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