宮城県

 5日午前7時半ごろ、仙台市太白区のビジネスホテルで「体調不良者が複数人いる」との119番通報があった。宿泊していた高校生12人が嘔吐(おうと)や下痢を訴えており、病院に救急搬送された。いずれも会話ができる状態で、症状は重くないという。

 12人は秋田県の高校に通うバスケットボール部員で、男子生徒11人、女子生徒1人。高校によると、引率する教員2人を含めた計24人で、3日~5日の日程で仙台市に遠征していたという。

 市保健所は食中毒が発生した疑いもあるとみて、高校生らの食事内容や行動の履歴を調べている。(波多野陽)

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