相手が飲酒していることを知りながら電動キックボードを貸したとして、大阪府警は専門学校の女子学生(18)を道路交通法違反(車両提供)の疑いで書類送検した。府警への取材でわかった。電動キックボードをめぐる同容疑での立件は異例という。
交通指導課によると、女子学生は7月8日午前1時ごろ、大阪市北区天神橋6丁目の路上で、一緒に飲酒していた知人の男子大学生(19)に電動キックボードを貸した疑いがある。電動キックボードは専用アプリでレンタルしたものだった。
大学生がキックボードを運転し、女子学生と2人乗りをして歩道を走行しているのを警察官が見つけて職務質問。大学生の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたという。府警は女子学生を9月に書類送検し、大学生についても道交法違反(酒気帯び運転など)容疑で書類送検した。
昨年7月に改正道路交通法が…