韓国の憲法裁判所は27日、大統領権限を代行する崔相穆（チェサンモク）経済副首相兼企画財政相が、国会が憲法裁の裁判官候補として選出した馬恩赫（マウンヒョク）氏を任命しなかったのは違法との判断を下した。一方で、即時の任命を求める訴えは却下した。
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尹錫悦（ユンソンニョル）大統領の弾劾（だんがい）審判についての判断を憲法裁が示す前に、崔氏が馬氏を任命するかどうかが今後の日程などに影響する可能性がある。
憲法裁の裁判官は定数9のうち1人が欠員で、尹大統領の弾劾審判も8人体制で行われ、25日に結審した。罷免（ひめん）するかどうかの判断が出る前に馬氏が任命されれば9人体制になるが、馬氏を尹大統領の審判に関与させるかどうかは憲法裁が決めることになる。
関与させる場合には弁論を再…
