大雪をめぐって大阪管区気象台と近畿地方整備局が開いた合同記者会見=2025年2月4日午前10時5分、大阪市中央区、赤田康和撮影

 近畿地方の上空には、この冬一番の強い寒気が流れ込み、福井県と、滋賀県と京都府、兵庫県の北部を中心に4日から7日ごろにかけて警報級の大雪となる恐れがある。大阪管区気象台は積雪や路面凍結による交通障害に警戒を呼びかけている。

 同気象台によると、4日から8日ごろにかけて日本海側を中心に零下9度以下の強い寒気が流れ込むと予想される。

 福井県と、滋賀県と京都府、兵庫県の北部では、4日夜から5日明け方にかけて、短時間に降雪が強まり、その後も断続的に雪が降る見込み。

 8日ごろは近畿中部の平地など、普段、雪が降らないところでも雪が積もり、注意報級の大雪となる恐れがあるという。

 5日午前6時までの24時間降雪量は、福井県の山地で70センチ、平地で40センチ、滋賀県の山地で60センチ、平地で30センチ、京都府の山地で50センチ、平地で40センチ、兵庫県の山地で60センチ、平地で3センチと同気象台は予想している。

 6日午前6時までの24時間では、福井県の山地で70センチ、平地で30センチ、滋賀県の山地で50センチ、平地で15センチ、京都府の山地で50センチ、平地で40センチ、兵庫県の山地で50センチ、平地で1センチと予想している。

 近畿地方整備局は4日、通行止めとなる可能性が高い高速道路などの区間を発表した。4日夕方以降、北陸道の丸岡IC―長浜IC、舞鶴若狭道の敦賀JCT―若狭美浜IC▽5日午前6時以降、中部縦貫道の福井北IC―九頭竜IC、南阪奈道路の弁之庄ランプ―羽曳野IC。

共有
Exit mobile version