学校でも日常的に使われ、子どもたちの学びや生活に欠かせないものとなっているインターネットやデジタル技術。一方で、SNSなどをめぐってトラブルに巻き込まれたり、犯罪の被害者や加害者になったりする例も後を絶たない。自ら判断できる力を身につけ、責任ある行動がとれるデジタルの使い手になるには、どうしたらいいのか。教育現場の取り組みを取材した。
- 【連載】まなviva!(学び場)
10月下旬、東京都中央区立月島第一小学校の4年生約100人が、デジタル技術の良き使い手になる第一歩として「デジタル・シティズンシップ」の授業を受けた。
100人のうち半数以上が自分のスマートフォンを持っており、半数近くがオンラインゲームで知らない人とチャットをした経験があるという。
授業の最初のテーマは「メデ…