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インタビューに応じるギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使=2025年1月23日午後1時27分、東京都内、藤原伸雄撮影
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 1年3カ月余りの戦闘を経て、パレスチナ自治区ガザで停戦合意が発効しました。米国でトランプ政権が発足する中、ガザの今後や中東の国際秩序はどうなるのか。日本が果たす役割とは。イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使に聞きました。

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 ――ガザでの戦闘は2023年10月7日、イスラム組織ハマスのイスラエルへの奇襲を発端に始まり、ガザでは多くの民間人を含む4万7千人以上が犠牲になり、ジェノサイド(集団殺害)との指摘もあります。

 民主国家(イスラエル)が、意図的に民間人を「人間の盾」にするテロリスト集団(ハマス)と戦っていることを忘れてはいけません。彼らは(イスラエル側の)1200人を殺しました。

記事の後半では、トランプ政権が中東の国際秩序に与える影響についてもコーヘン大使が語っています。

ジェノサイドの指摘「受け入れられない」

 私たちは民間人を攻撃しない…

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