立憲代表選4候補 政権奪取への野党連携論

 候補者4人が論戦を展開してきた立憲民主党の代表選は、23日の臨時党大会で新代表を決する。消費税の減税の是非などの政策論争もあったが、早期の衆院解散・総選挙が見込まれる中、「政権奪取」に向けた野党連携のあり方が、最大の焦点となった。

 野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4候補は衆院選に向け、立憲と源流を同じくする国民民主党との連携にいずれも前向きだ。一方、日本維新の会や共産党との間合いの取り方には温度差がある。

野田氏、吉田氏は維新も共産も含めた一本化路線

 野田氏は立憲による単独政権…

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