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「保護猫カフェ」で飼い主がみつかるのを待つ御蔵島のネコたち=2024年8月19日午後4時5分、東京都中央区日本橋人形町の「たまゆら」、中山由美撮影
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 都心から約200キロ離れた伊豆諸島・御蔵島(東京都御蔵島村)生まれのネコたちが、里親を待っている。島で繁殖する渡り鳥のオオミズナギドリを守ろうと、活動と支援の輪が広がっている。

 中央区日本橋人形町の「保護猫カフェたまゆら」では、島から来た茶トラや黒のネコたちがくつろいでいる。「性格はそれぞれですが、なれるのは意外と早いです」と、「御蔵島のオオミズナギドリを守りたい有志の会」(https://oomizunagidori.jimdo.com/別ウインドウで開きます)代表の長谷川潤さんは話す。ネコたちは店や支援者の元で、飼い主がみつかるのを待っている。

深い森、世界最大級の繁殖地

 御蔵島は、素潜りでイルカと泳ぐ「ドルフィンスイム」が人気だ。ダイビングガイドの長谷川さんも、最初はイルカが目的で訪れたが、「海だけではない島の自然のすばらしさ」を知った。

 深い森に覆われた御蔵島は…

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