東京都は1日、都庁第一本庁舎(新宿区)の外壁に毎晩投影しているプロジェクションマッピング(PM)で、新たに商業広告の募集を始めた。夜間の観光振興をねらったPMだが、多額の税金が投じられていることには批判もあり、広告収入を得ることで費用対効果を高めたい考えだ。
都によると、広告はPMのプログラムの合間に15秒から最大5分まで投影する。広告料は時期や期間、秒数に応じて変わり、15秒では53万円~221万円(税抜き)。特設の募集サイトで募る。
担当者は価格について「民間の大型ビジョンや、(映画館で本編上映前に流れる)シネアドの広告料を参考に設定した」と説明する。
都庁がある西新宿エリアは…