東京都内の公立中学3年生(約8万人)を対象にした「英語スピーキングテスト」が24日、都内各地で行われる。都立高入試の合否判定にも用いるテストとして2022年度に導入され、今年から英国のブリティッシュ・カウンシル(BC)が運営や採点を担当する。テストをめぐっては、運営方法や公平性をめぐる課題が指摘されてきたが、都教育委員会の担当者は「安心して実力を発揮してもらえるよう、事業者と連携して周到に準備してきた」としている。
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都教委は今月、「受験の準備と心構え」と題した動画を公開。試験中、英単語が書かれた服を着たり、横や後ろを見たりすると不正行為とみなされる可能性があることや、タブレットやマイク付きヘッドホンの使い方などを、あらためて解説した。
また、サンプル問題の体験動画や解答例も掲載。設問ごとに「コミュニケーションが達成できているか」「言語使用は適切か」「相手に伝わる音声で話せているか」など、採点のポイントを詳しく説明している。
テストは、「話す力」を測り…