昨夏の第105回全国高校野球選手権記念熊本大会で優勝し、喜ぶ東海大熊本星翔の選手=2023年7月24日、リブワーク藤崎台球場、杉浦奈実撮影

(前年優勝校 東海大熊本星翔 前年参加チーム数55)

 有力チームがひしめきあい、昨秋以後の県内主要4大会では優勝チームがすべて異なる。

 昨秋王者で今春の選抜大会にも出場した熊本国府は坂井理人、植田凰暉(ごうき)の好投手2人を擁する。夏の初出場へ向け、持ち前の堅守に加えて攻撃力にも磨きをかける。文徳は足技、小技をからめた得点を投手陣が守り、春の県大会を制した。

 九州学院は勝負強い打線と積極的な守備で勝利を重ね、熊本工は投手、野手とも力のある選手がそろい、調子をあげている。

 打線が強力な専大熊本や熊本商、左腕の好投手がいる有明やルーテル学院なども上位を狙う。(吉田啓)

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