「R高」の計画を発表する角川ドワンゴ学園の山中伸一理事長(左)と、群馬県桐生市の荒木恵司市長(中)、群馬県の山本一太知事=2024年6月26日午後1時25分、東京都港区、宮坂麻子撮影

 通信制高校のN高等学校(沖縄県うるま市)、S高等学校(茨城県つくば市)を運営する学校法人角川ドワンゴ学園は26日、3校目となる通信制高校のR高等学校を、来年4月に群馬県に開校すると発表した。認可が下りれば、3校の定員は計6万人となる。

 R高は、REAL(本物)、RESPECT(尊敬)、RELATION(関わり)、REVOLUTION(革命)など、生徒一人ひとりが様々な「R」を見つけ、「自分だけの『R』を創れるように」と名付けたという。廃校となった群馬県桐生市の旧県立桐生女子高に本校を置く。通学コースとネットコースを合わせて定員は2万人。N高の奥平博一校長が校長を兼務する。

スクーリングは地元群馬で 通信制高校「まだまだニーズはある」

 R高では、高2で5日間程度のスクーリングを群馬県内で実施。地元自治体や企業とも連携し、インターンなども行っていきたいという。

 開校を発表した26日の会見…

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