左から「白桃や」、「南枝王春」(いずれも部分)

 大正ロマンの画家・竹久夢二(1884~1934)の日本画2点が新たに見つかったと、竹久夢二美術館(東京都文京区)が発表した。元最高裁判事で、文書のわいせつ性が問われた「チャタレー事件」などの判決に関わった小林俊三氏(1888~1982)の旧蔵品。今年6月に小林氏の遺族から寄託され、同館で開催中の「竹久夢二と読売新聞」展で初公開されている。

 1929年制作の「白桃や」…

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