会食した自民党の菅義偉前首相(左)と茂木敏充幹事長(右)。中央は岸田文雄首相=2024年1月11日、自民党本部、岩下毅撮影

 自民党の菅義偉前首相と茂木敏充幹事長が19日夜、東京・銀座のステーキ店「ウルフギャング・ステーキハウスTeppan銀座店」で約2時間15分、会食した。23日の通常国会の会期末を前に、岸田政権の行方や秋の総裁選について意見を交わしたとみられる。

 菅氏は岸田文雄首相と距離を置く非主流派の筆頭格。政権の中核を担う茂木氏とも定期的に会合を重ねているが、「ポスト岸田」に意欲を持つ茂木氏と首相との関係が冷え込む中での会談は臆測を呼びそうだ。

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