衆院選は27日夜、開票が行われています。注目の候補の当落は。政党幹部は何を語るか。タイムラインで速報します。

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20:51

小里農水相、鹿児島3区で落選見込み

 農林水産相で自民前職の小里泰弘氏が鹿児島3区で落選の見込み。小里氏は比例区と重複立候補している。

 9月の自民総裁選では石破茂首相の推薦人となり、その後、農水相として初入閣していた。週刊誌に女性問題を報じられるなどして得票を減らした前回に続き、立憲前職の野間健氏に敗れた。前回は比例復活している。

20:37

裏金問題に関与した候補者46人のうち、11人が落選

 27日に投開票された衆院選で、自民党派閥の裏金問題に関与した候補者46人のうち、午後8時の時点で6人が当選を確実にした一方、11人が落選。2人が小選挙区で敗れた。

  • 裏金問題関与の議員、11人落選確実 非公認か比例復活なしでの戦い

20:30

国民の玉木代表、議席大幅増見通しに「党の路線を認めていただいた」

 国民民主党の玉木雄一郎代表は東京都新宿区の開票センターで議席大幅増の見通しを伝えられ、「結党以来、対決より解決、政策本位と改革中道ということを言ってきた。野党としては物足りないとか、与党にすり寄っているのではないかとも言われてきたが、議席を増やすことができたならば、この路線でいいんだと皆さんに認めていただいたことになる」と語った。

20:29

高木毅氏、福井2区で落選見込み 裏金問題で自民が非公認

 元自民党国会対策委員長で無所属前職の高木毅氏が福井2区で落選の見込み。

 高木氏は安倍派有力者「5人衆」の一人だった。安倍派が解散を表明するまで事務総長を務めていた。自身も1千万円を超える政治資金収支報告書の不記載があったほか、幹部としての責任を問われ、6カ月の党員資格停止処分を受けた。公示直前の今月4日付で処分が明け、党員資格を取り戻したが、石破茂首相(自民党総裁)が示した基準に従い、非公認になった。9選を目指したが、2009年の政権交代時にも守り抜いた議席を守り切れなかった。

20:20

自民の小泉選対委員長「大変厳しい状況。私の責任だ」

 「自公過半数は微妙」などとの報道各社の出口調査結果に対し、自民党の小泉進次郎・選挙対策委員長は党本部でNHK番組の中継に応じ、「大変厳しい状況だと感じている。選挙はいかなる結果であろうとも、自民党の選挙対策委員長である私の責任だ」と話した。

 自身の進退については「仮に過半数を割るというようなことがあった場合に、できる限り多くの方々にご協力を得られるように、虚心坦懐(たんかい)に向き合っていく」と語るにとどめた。

自民党開票センターで取材に応じる小泉進次郎選対委員長=2024年10月27日午後8時11分、東京・永田町の党本部、岩下毅撮影

20:17

立憲の小沢一郎氏、岩手3区で当選確実

 民主党、自由党で党代表を務めた立憲前職の小沢一郎氏は、岩手3区で19回目の当選が確実となった。自民前職の藤原崇氏との一騎打ちを制する見込み。

 小沢氏は前回2021年の衆院選で、藤原氏に惜敗。1969年の初当選以来、初めて選挙区で敗北し、比例で復活当選した。今回は地元入りを増やし、攻勢をかけていた。対する藤原氏は、派閥の裏金問題を受け、比例重複が認められなかった議員の一人。自民若手議員の懇親会で過激な演出のダンスショーがあった問題で、今年3月に党青年局長を辞任した経緯もあり、厳しい戦いとなっていた。

20:15

百田尚樹・日本保守党代表「自民との連立は条件次第」

 日本保守党の河村たかし氏の当選確実の報を受け、代表で作家の百田尚樹氏は「やりましたね。わが日本保守党国会議員第一号が誕生しました」と述べた。

 また、与党にとって厳しい結果が予想されていることを受け、現時点で与党との連携に声がけがあった場合にどう対応するのかとの質問に対し、「自民が『どうしても日本保守党と連立政権を組みたい。頼むから』と言ってきたら、基本的にはやりませんけど、条件次第ですね」と述べた。

 事務総長の有本香氏は、「今の与党、とりわけ自民党に大変問題があるということで立ち上がったのが日本保守党。なので一緒にやるという選択肢は、私たちの中にはない。ただ、代表がおっしゃった通り、非常に極端な形でのお話があったら検討はいたします」と話した。

前名古屋市長の河村たかし氏(愛知1区)の当選確実の一報を受け、喜ぶ日本保守党の百田尚樹代表(右)ら=2024年10月27日午後8時、東京都中央区京橋3丁目、太田原奈都乃撮影

20:12

大阪3区は維新、兵庫2区は公明が議席獲得の見通し 維公対決

 維新と公明は今回の衆院選で、これまで公明が議席を持っていた大阪、兵庫の計6小選挙区で初めて全面対決となり、大阪3区では維新、兵庫2区では公明が議席を獲得する見通しとなった。残りの4小選挙区は深夜から未明にかけて判明する見通し。

 両党は大阪都構想の実現に向けて協力関係にあったが、維新が昨年4月の統一地方選で、大阪府議会に加え、初めて大阪市議会でも過半数を獲得。公明との関係を「一度リセットする」(馬場伸幸代表)として、公明現職のいる6小選挙区への候補擁立に踏み切った。一方、公明も、公示前の全国9人の小選挙区選出議員のうち、6人が大阪、兵庫の選出だ。

 両党にとっていわば関西は「発祥の地」で、今回の選挙結果は、今後の両党の党勢も左右しかねない。

 大阪3区は、公明党副代表で前職の佐藤茂樹氏が落選の見込み。

 日本維新の会の新顔東徹氏に敗れる。佐藤氏は当選10回をかぞえ、党国対委員長を務めたほか、今年9月には副代表に就いた。東氏は参院議員からくら替えし、衆院選に初挑戦で議席を獲得した。

 兵庫2区は、前国土交通相で公明党前職の赤羽一嘉氏が10回目の当選確実。

 日本維新の会新顔の阿部圭史氏は落選の見込み。

■丸川珠代氏、東京7区で落選…

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