【動画】能登半島地震から1年。珠洲市の街並みはどう変わったか=波絵理子撮影
能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市。あれから約1年。倒壊した家や亀裂だらけの道路、がれきが山積みになっていた街は、どう変わったのか。記者が車に固定したカメラで定点観測し、撮影した映像を見比べた。
- 能登地震から9カ月、復旧・復興の足取りは 車載カメラで比較
津波被害のあった寺家地区。地震直後は、道路には津波で流されたとみられる家財やごみが散らばり、段差や亀裂は砂利で埋めて応急処置がされていた。1年で道路は黒いアスファルトに変わり、家屋の解体も進んだ。
家屋倒壊が激しかった正院地区。地震直後は、潰れた家の屋根やがれきの山が道路に大きくせり出し、車は徐行で1台通るのがやっとだった。こちらも家屋の解体が進み、更地が多かった。新築工事中の土地も見られた。
最初に動画を撮影した発災2…